ENGINEER THEORYITインフラエンジニア座談会
KEY FOR PERFORMANCE仕事とプライベートを両立させることが、
この業界で長くやっていく秘訣!
現場の最前線で活躍するITインフラエンジニアに
「本音」を語ってもらいました
(座談会日時:2021年9月7日)
入社11年目 経験者入社K.U
第4基盤グループのグループマネージャー、および受託チーム責任者
入社5年目 未経験者入社S.N
受託チームでセキュリティ商材の設計・構築を担当
入社8年目 未経験者入社T.T
AWS環境の改善や設計・構築を担当
入社4年目 経験者入社Y.T
Microsoft365周りの導入や、設計構築を担当
ITインフラエンジニアとして、
達成感を得る瞬間、おもしろいと思う瞬間
お客様先に行って、そこですべて作りあげて、帰るぞ!となったときに、もう帰っちゃうの?もうちょっと待ってよ!って引き留めてもらう時は、達成感がありますね!信頼されたという感じがあります。
引き渡した時ね!達成感ありますよね!
某メーカーさんの依頼で、取り壊しの倉庫で作業したときは、真冬でエアコンも壊れていて、そんな中同じチームの4人でやり切ったときは、本当に4人の絆が深まりましたね。
はじめはぎこちなかったお客様とだんだん仲良くなっていくのも、嬉しいですよね。
K.U
一緒に乗り越えたときは、本当に達成感もそうだし団結力も生まれるよね。自分たちはインフラを構築して、その上のアプリは何が乗っているかって知らないことも多い。ただ、大手企業の誰もが知っているようなシステムを作ると事前に聞いていて、作り終えたときは、これは自分たちが作ったんだ、関わってたんだって、テレビのCMを見たときとかに感じることもあって。それは本当に達成感があるよね。
手詰まりになる原因がよくわからなかったりすることがあるじゃないですか。障害だったり、構築してる上でも。それらの原因がだんだん突き止められて行って、なんとかなったときはおもしろいなって思いますね。
それだね!模範解答だわ!
システムが、ちゃんと自分の想定通りの動きをしたら、それはおもしろいですよね。
ただ、手詰まりの原因として、絶対ネットワークのここが悪いってわかってるけど、やっぱり影響範囲が多いから、明確な根拠がないとなかなか設定を変更してもらえないとか。難しい場面もありますよね。
インフラ側が問題ないことを証明しないと、なかなか調整してもらえなかったりね。
大変さと達成感は表裏一体というか。
でもこんな大変なことを経験しないような、監視や運用の業務とかだと、本当に波がないですよね。結構無になってしまいますね。
そうだよね。それだとたぶんつまんないだろうなあ。設計構築は大変な面も多いけど、やりきったときの達成感はすごいものがあるよね。
ITインフラエンジニアとして、
大変だったと思うこと
自分がお客様の環境に対してインフラをいじった際に、それが発端となって障害が起きてしまうと、お客様全体に影響が出る。大変というレベルではないですけど…
システム構築でも、インフラが出来上がらないと上のアプリは乗せられないから、ここのスケジュールのタイトさは一番キツイと思ったかな。アプリに合わせて、インフラ基盤を用意してほしいと言われるけど、そのスケジュールは余裕のあるものではないことが大半だから…。計画変更があったとしても納期は変わらないことが多いし、その期限は絶対外せないという部分が大変だと思うかな。
スケジュール調整難しいですよね。
クラウド触っている側としては、クラウドだとすぐ用意できるでしょって思われていて。たとえば、これだけ立てるのを3日でやって、とか依頼があるので、難しい時も多いですね。
アプリとかWebエンジニアとは、少し業務の流れとかイメージは違うよね。IT業界にいて、きれいなオフィスで仕事しているけど、インフラって泥臭いじゃん。1つ1つパラメータをチェックするとか。
自分は未経験で入社しているので、最初何も知らなくて。未経験研修あがりで、初めて現場で、構築作業をして、よしできた!と思っていたら、企画書から何から何まで全部エビデンスチェックしなきゃいけないの?って(笑)
紙に印刷して、マーカーでチェックして、出したりとかもあるからね。マーカーの色も決まってたりするよ。
へえ~!
今は自動化のイメージがあるけど、すべてがスマートに進むわけではないよね。
前にJP1のパラメータシート作ってって言われたときに、パラメータがものすごく多いので、A4の紙で150枚ぐらいになって。どこ説明しましょうかって。聞かれて探し出すのも大変で。
システムの不具合があったとき、まず最初に確認が入るのがインフラだしね!
確かにインフラが原因の時ありますけど、調べたらアプリの時もありますよね。
S.Nさんはセキュリティ分野ならではの、大変に感じる部分はありますか?
基本的にはインフラ全般と同じ部分が大変ですね。セキュリティならではの大変なことはそこまでないですが、金融系の会社様の案件とかが多いので、管理や指摘がやっぱり細かいことはありますね。気になるところはすべて聞かれるので。
セキュリティ分野だからというよりはお客さんにもよるのかな?
S.N
そうですね。今セキュリティ推進グループではセキュリティ製品の導入がメインなので、そこまで大きな違いはないです。
ただ、今後はもっとお客様のセキュリティの細部を考えるようになっていきたいと思っているので、そうしたら変わってくるんじゃないでしょうか。
仕事とプライベートを
両立させるために心がけていること
お休みの日はきっちり休むことですかね!
僕は休みの日に仕事のことを考えることは基本ないですね!たまに頭をよぎることはありますが…
考えないようにしてますね。休みは休みとして。
一般的にハイ&ロー型と、スイッチでオン&オフを切り替えるパターンがあります。
スイッチ型ですね。
出社してる時はさらにそうだね。会社を一歩出たらもう仕事のことは忘れちゃうね。
それに関してはテレワークが導入されてさらに加速しましたね。退勤ボタンを押すとネットワークがバツっと切れるので。
月曜日にオンに戻すの結構大変だよね!(笑)
Y.T
私は結構考えちゃいますね。忙しかったり、今のタスクが終わらないとなると考えちゃいます。日創工業に入社する前の会社では、PCと携帯を常に持ち帰って休日も夜間も対応しなければいけなかったことがあって、それは本当につらかったですね。日創工業に入社してからは、キチンとオフもとれるようになったので、切り替えるようにしています。
日創工業のような、設計構築に特化した部隊は、割と切り替えがしやすいのかもしれないね。運用や保守だと、やっぱりY.Tさんが昔やってたように休日や夜間の対応もあるからオンとオフの切り替えがしづらいけど。そういった点ではやりやすいのかもしれないね。現状の自分だと6:4でプライベートが多めかな。結果的に責任感から仕事について考えるなら、最初からプライベートに比重を置いちゃった方がいい塩梅になりそうだよね。
プライベートが充実してた方が仕事へのモチベーションが上がりますしね。
メンバー管理をしているうえで、行き詰ってしまいましたって相談をくれるメンバーは大抵、休みの日もずーっと仕事のこと考えてる。システムを触れるわけでもないのに考えちゃって、気持ちも体力も一緒に落ちて行っちゃってるのをよく見る。そう考えると、プライベートを重視した方がいいと思うかな。
実際に、日創工業だとプライベート大事にしてくれますもんね。
それをつぶしてまで仕事をしろっていう方針には絶対ならない会社じゃないですか。お客様がすべてっていう会社でも全然ないから。自分が昔勤務していた会社は、お客様が絶対!っていう会社だったけど、違うんだよね。日創工業は。プライベートを重視したからと言って、それが普通でしょ?みたいなね。プライベートを重視しつつ、という感じが、この業界で長くやっていく秘訣でもあるのかもしれないね。
日創工業のビジョン「次のステージへ」から、
皆さん自身が次のステージへ上げたいもの
現実的にだったら、役職や立ち位置を上げたい。後輩やメンバー管理に重きを置いて、案件獲得にも関わり、利益を生み出せるようになりたい。
T.T
自社での受託案件の比率を上げたい。今までも受託を追ってきているけど、今はそこまで受託の案件は多くない。けど今後は受託の案件を常に何かやっている状態、が次のステージなのかなという感じ。会社が潤うのももちろんですけど、それに準じて自分自身の評価も上げていきたい。
受託拡大したいですね。
そこは大事だね。派遣契約で顧客先に常駐する場合は、個人個人がそれぞれ活躍してスキルを蓄えることができるけど、どうしても個人の評価になってしまうし。
あとは新型コロナウイルスの影響はうちはそこまでなかったけど、今後大きな不況がきたときのためにも、個人だけでなく、会社として、自分たちでしっかり力を持っておくというのも大事。だからやっぱり次のステージっていうのは、自力をつけるという意味でも受託の拡大かなって。
受託を拡大していくことで、自分の会社に対しても貢献してるっていう感情がより強くなると思うんですよね。
そうだね。ただお客先への常駐がゼロっていうわけでもないよね。例えば、何かの案件を受注したとしても、スキル的に対応できない場合もある。そんなときはやっぱりお客様先で業務を行ってスキルを蓄えるのも大事だよね。
私個人としては、今は一人称では動けているけれども、その下にメンバーがついたりとか、管理といったところはあんまりできていないんですよね。
お客様に指示いただいて動いている状態から一歩進んで、この先は自分で管理側になっていきたいなって思います。
管理ができる人間をもっともっと増やしていくっていうのも、今後の課題だね。
個の力だけじゃなくて、チームの力が大切になってくる。皆さん、これからも頑張っていきましょう。
次のステージへ向けて、皆さん色んな想いを抱いていらっしゃるのですね。これからも引き続きご協力をお願いします。本日はありがとうございました。
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