ENGINEER THEORYソフトウェア開発エンジニア座談会
USEFUL FOR SOCIETY社会の役に立つ仕事をしている
実感があります!
事業部の未来を担うソフトウェア開発エンジニアに語ってもらいました。
(座談会日時:2021年9月8日)
入社4年目 未経験者入社H.M
自動車のメーターパネルのECU開発を担当
入社10年目 経験者入社K.A
ハイエンドデジタルカメラのUI部の開発を担当
入社2年目 未経験者入社M.S
DeepLearning用の学習データ構築に関する開発を担当
入社4年目 未経験者入社S.N
受託チームで医療機器向け組込ソフト開発を担当
入社2年目 未経験者入社T.O
受託チームで高機能カメラ向け組込ソフト開発を担当
エンジニアになる前の、
「エンジニア」へのイメージ
やっぱり…理系の職業というイメージでした。もともとこの業界に関心を持ったことはなかったので…
文系出身なので、自分には縁のない仕事だと思っていました。
怖いというか、難しいイメージがありました。皆さんどうですか?
怖いイメージはなかったですね。
ゲーム好きなので開発のこととか見ていて、面白そうというイメージが1番です。
私も文系出身なので、ITに触れる機会がなかったですし、どんなことやっているんだろうとか、敷居が高そうっていうイメージがありました。
私も敷居が高そうというイメージがありました。
学生の頃ですが…プログラムの授業があって、自分はできない側でした。
エンジニアになる前、違う業種にしたのは、自分にはできないと思っていた部分があったからです。
私の前職は空調機にかかわることだったので屋外での作業が多くて、エンジニアとは違うけど、電気制御というか…
パネルを開けると基盤みたいなものがあったので、電圧チェックしたり、エンジニアっぽいこともやっていたのですが…。
もともと大学の研究でC言語を使っていたので、そこまで抵抗はなかったです。
実際にエンジニアになったことで、周りの方の反応はいかがでしたか?
周囲の人からは驚かれましたね。もともとPCが得意なわけでもなかったので…
でも、PCで音楽作ったり、絵描いたりは昔から趣味としてやっていたので、そういう方面に結局行ったんだね~というようなことはよく言われました。
私はもともとゲーム好きということもあったので、驚かれはしなかったです。
エンジニアになった後の
イメージの変化
自分の想像通り…というわけではないけど、エンジニアの仕事は、のめり込めるというのが良いですね。
僕はそういう仕事が好きなので、合ってると思います。
ゾーンに入る、というか(笑)
実際にエンジニアになる前は、プログラミングをするというイメージが強かったけど、それ以外の文章作成とか、お客様との打ち合わせとか、技術的なところ以外のいろんなスキルも必要なんだなっていうことがわかりました。
想像していたよりも、いろんなことをやってるんだというか…ひたすらPCと向き合う仕事、みたいなイメージだったけど、人と関わる仕事が多いことがわかりましたね。
自分もM.Sさんと同じで、最初はコーディング(プログラムの記述)とかだけで終わると思ってました。
でも実際は、今の工程で言うとコーディングにかける時間は一番短くて、力を入れるのは分析と設計ですね。
そこはコード書くとかじゃなくて、仕様を理解したりとか、コードを書く前の準備とか、どういう風に作るのかが大事なことを実感しました。
私もエンジニアは一人で黙々とPCに向き合って作業をやるイメージでしたけど、やっぱり実際は周囲の人とのコミュニケーションが必要で…
今の現場は70~80人くらいで一斉に開発している大規模なプロジェクトで、私が居るところはデジカメのユーザーインターフェース(UI)のメニューまわりの開発を行うグループなんですが、他にカメラのシャッターにかかわる処理のグループとか、USB挿したときのシステムのグループとかが居て、UIってそういう工程の真ん中あたりにあるので、他の工程のグループの方と話す機会がとても多いんです。
でも、別の工程をやってる人は自分たちがやっていることを全然知らないから、わかりやすく説明をするのがとても難しいですね。
コミュニケーション寄りの重要さっていうのがあるんですね。
そうですね。あとは、ソースの量が膨大で、すべてを解析するのが困難なんです。
全く知らないソースコードを見たときとか、何十万行とあるものは自分一人で解析するよりも、基本的には有識者に相談をします。
こういうことを実現したいんだけど、いい関数ないですか?とか…
自分で作ることも可能だけど…自分の案件(カメラ)って過去の機種をベースに作られるので、“過去の遺産”がある状態で。下手に自分で作るよりも、過去の実績を流用した方が早い場合があるので、古くからいる技術者の方とやりとりをしたりしますね。
T.Oさんは受託グループですが、お客様先常駐の方とは違う部分ってありますか?
今は基本的には一人でお客様から案件をいただいて、1~2か月かけてちょこちょこやっている感じなんですけど…
え、もう一人で案件やられてるんですか?
そうですね。管理は上司にやって頂いていますが…
それでもすごいですね。実際にお客さんと直接交渉したりもするんですか?
交渉というレベルではないですけど…要件の確認とか、仕様についてとかは、1対1でレビューすることが多いですね。
ソフトウェア開発エンジニアになって、
大変だったこと
皆さんは組込ソフトウェア開発で多くの大変な経験をされていますよね。
はい。作ってるものが、システムというよりは、実際にハードがあって、そことの兼ね合いが必要になる分野なので、大変さを感じます。
私はもともと機械に強い方ではなくて、配線だとか、実際に手を動かすところで難しさを感じました。慣れるまでは、知見のある方にフォロー頂いたりしつつ、何とかやってました。
組み込みに限った話ではないけど…開発する環境から構築しないといけないっていうのが大変ですね。
言語でプログラムを書いていくこと以外の点というか…基板であったり、OSであったり、ソフトウェア以外で不具合が起きたときのデバッグが非常に大変だと思います。
わかります。ハードとの兼ね合いがエンベデッド特有の大変さっていうのは、本当にそうだと思います。
でも、逆にそれが楽しいこともありますね。
今私は自動車のメーターパネルのECU開発を行っていますが、自分が携わった車を実際に見ることはないですが、コーディングとかの段階で、思った通りに動いたり、想像しながら色々作るのは楽しいです。
設計書って付き物だと思うんですが、自分の考えを文字に起こして、それを誰かに伝えるのがすごく難しいというか…
どういう風に説明すれば相手に伝わるか、っていうのが苦手で、それが一番大変に感じるかもしれないです。
ソフトウェア開発の
やりがいや楽しさ
M.S
自分の意図したとおりに動いてくれるのが、一番うれしいですね。
そこまでの過程で、どう実現するのかっていうのを調べて、仮説を置いてっていう段階がいろいろありますが、そういった苦労の先で、もともと目的にしていたことが達成できたときが、面白いと思う瞬間です。
T.O
色々な知識が必要になるけど、一つの案件が終わった時に、携わったことに関して詳しくなれるのが楽しいです。
たとえば、僕はLinuxをよく使うんですけど、まわりにすごく詳しいという人がいない環境なので、ずっとLinuxの案件を持っていると「LinuxならT.Oくん」という風に言ってもらえることがあって嬉しいし、達成感があります。
S.N
前のものをバージョンアップするという過程があった時に、問題がないかテストをする必要があるんですけど、自分が設計する段階で起こり得る障害を洗い出せていて、不具合なくクリアできたときにはやったぜ!となりますね(笑)大変ではあるけど、達成感があります。
K.A
難しい処理とか、絶対無理だと思ったことが解消されたときに、すごく達成感があります。
ゲーム感覚で、ハードモードがクリアできた時と同じです。
H.M
組み込みって皆さんが言ったようにプログラミング的な楽しみもあるけど、製品だから実社会で使われることがあるのがうれしいですね。
車だったら、新商品が出たときに「あ、このメーターは自分が開発したものだな」と思ったり…
社会の役に立てる仕事をしている実感があって、やりがいを感じる瞬間ですね。
日創工業のビジョン「次のステージへ」から、
皆さん自身が次のステージへ上げたいもの
やっぱり技術力ですね。
今は同じ現場に3年居ますけど、他の言語もやってみたいですし…組み込みじゃないのもやってみたいです。
満足できるようになったら、教育的立場に行きたいですね。プロジェクトをまとめる役割というか。
やってみたいなと思いますね。
子供が生まれたので、仕事もできれば毎日定時に帰れるように効率よく頑張って、家族との時間を大切にしたいと思っています。
自分の強みが欲しいですね。
今はPythonを使って人工知能に携わることをやっているんですが、事業部の中でも知見が浅い分野なので、「PythonだったらM.Sさん」と、他の方から安心して任せられるようになる強みとして、今やっている仕事を自分のものにしていきたいです。
まだ先のことかもしれないですが、後輩ができたときにわかりやすく教えたり、自分の仕事で精一杯にならないように、周りのフォローができるようなリーダーを目指したいと思っています。
まずは自分の能力をもっと高めたいし、範囲を広げたいですね。
個人的にやってみたい、面白いと思っているのはアプリの分野とか、M.Sさんのような人工知能の分野とか。あとは難しいと思いますが、自社製品の開発もやってみたいです。会社としての強みにもなりますし…
ありがとうございます。皆さんそれぞれ次のステージへの思いがありますね。
それを意識しつつ、これからもまた、力をお貸しいただければと思います。
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