TECH STEP SOFTWAREステップアップ研修
【ソフトウェア開発】
IT業界での経験がまだ浅く、「まだ実務経験に自信がない」「しっかり基礎を固めてから現場で活躍したい」という方のために、当社ではソフトウェア開発をテーマとした1ヶ月集中型のステップアップ研修プログラムを用意しています。
研修プログラムは以下の2種類です。
◆ Webアプリケーション開発研修:設計~実装~テストまで、開発の一連の工程を実務レベルで経験
◆ 組込ソフトウェア開発研修:評価ボードを使い、モノを動かす実践的な開発を経験
研修では、第一線で活躍する現役エンジニアが講師を担当。
技術スキルだけでなく、現場で即戦力となるための考え方やコミュニケーションの取り方など、実体験に基づくノウハウを直接学ぶことができます。
短期間で「基礎知識+現場感覚」を身につけ、研修修了後には自信を持ってプロジェクトに参画できるエンジニアへと成長することを目指します。
ステップアップ研修の特徴
当社のステップアップ研修は、すでに基礎的な知識や経験をお持ちの方が、より自信をもって現場で活躍できるように実務力を強化することを目的としています。
新しい知識の習得はもちろん、これまでの経験を整理・アップデートする機会としてもご活用いただける内容です。
研修は現役エンジニアが直接指導し、技術だけでなく、実際の現場で求められる仕事の進め方までしっかりレクチャー。不明点はその場で相談でき、着実に理解を深められる安心のサポート体制を整えています。
進め方は「講義+演習」を繰り返すスタイル。学んだことをすぐに実践し、自分の手でアウトプットすることで、知識を確実に定着させます。
さらに最終課題では、設計から開発・テストまでを一貫して行う演習を実施。現場と同じ流れを経験することで、研修修了後には即戦力として活躍できる自信を持てるようになります。
また、研修中には設計書やドキュメントのレビューを通じて、品質面への意識も徹底的に強化。単なる技術習得にとどまらず、エンジニアとして成長していくうえで欠かせない基礎力を磨くことができます。
ステップアップ研修【Webアプリケーション開発研修】
研修カリキュラム

プログラミング基本研修
Webアプリケーション開発において欠かせない言語であるJavaScriptについて、概要から基本的な文法、制御構文、関数などの基礎を学びます。
フロントエンド・バックエンドの双方で利用されるJavaScriptを、演習を交えながら習得することで、今後の開発研修の土台を固めます。
フロントエンド開発研修
Webアプリケーションは「フロントエンド」と「バックエンド」で構成されます。本研修では、フロントエンドの役割や構造を学び、バックエンドとのつながりも理解します。
さらに、HTML・CSSとJavaScriptを用いた基本的な画面構築から、動的ページの生成、APIとのデータ通信といった実践的な内容までを扱います。
演習を通じて「ユーザーに見える部分を作る力」を確実に身につけていきます。
バックエンド開発研修
サーバーサイド開発を支える基盤として、Node.jsを用いたバックエンドの基礎を学びます。
具体的には、ルーティングの仕組み、データベースとの連携、ミドルウェアの利用方法などを習得します。
「ユーザーからのリクエストを処理し、データを扱う仕組み」を理解し、実装できる力を養います。
Webアプリ開発総合演習
研修の総仕上げとして、設計から実装、テストまでを一貫して行うWebアプリケーション開発演習に取り組みます。
フロントエンド(HTML・CSS・JavaScript)とバックエンド(Node.js)、さらにSQLiteやMongoDBなどのデータベースを組み合わせ、タスク管理アプリや掲示板アプリの開発を行います。
実務に近い形でアプリを完成させることで、現場参画後に必要となる「自走力」と「実践力」を身につけることを目指します。
ステップアップ研修【組込ソフトウェア開発研修】
研修カリキュラム
組込システム基礎研修
組込システムとは、特定の目的に特化した専用機器のことで、専用のハードウェアと、それを動かす専用ソフトウェアによって構成されています。
例えば、自動車のエンジン制御システム、電子レンジや洗濯機、医療機器や産業用ロボットなど、身近なところでも数多く利用されています。
研修では、まず「組込システムとは何か」を理解するところからスタートします。ソフトウェアはマイコン(マイクロコントローラ)によって制御されているため、マイコンがどのように処理を行うのか、そして組込ソフトウェアの基本的なコーディング作法について、初心者向けにわかりやすく講義します。
演習では、開発環境の構築から、ビルド、実行、デバッグまでを実際に手を動かしながら学習することで、基礎スキルを段階的に習得できる内容になっています。
マイコン周辺機能基礎研修
マイコンには多様な周辺機能(ペリフェラル)が備わっており、それらを適切に活用することが組込開発の基盤となります。
本研修では、IOポート、LED点灯制御、タイマ、割り込み、ADC/DAC、シリアル通信、RTC(リアルタイムクロック)などを題材に、周辺機能の制御する目的を学び、それぞれの役割を理解するとともに、実際にプログラムを通して制御方法を学びます。
単独機能の理解に加えて、複数の機能を組み合わせた動作の流れについても演習を通じて習得します。
組込ソフトウェア総合演習
研修の総仕上げとして、これまで学んだ知識とスキルを統合し、LCDを使った表示切り替えプログラムを開発します。LCDは、家電製品や車載機器など、身近な組込機器で広く使われている表示デバイスです。
設計・実装・テストまでの一連の工程を一人称で取り組むことで、実務に即した開発プロセスを経験できます。
自ら作成したプログラムが実際に評価ボード上で動作する体験を通して、大きな達成感と実務の力を定着させることができます。