INTERVIEW社員インタビュー
interview 02好きなことを仕事に
K.A 2012年入社
エンベデッドシステム事業部
第1開発グループ
テクニカルエンジニア
(インタビュー日時:2021年9月8日)
プロフィール/入社のきっかけ
高校時代からパソコンが好きでシステムエンジニアとして働くことを夢見ており、4年制大学で情報電子工学を学びました。 前職では空調冷凍機設備のエンジニアとして働いていましたが、希望である情報部門に配属されず、 3年を機に退職して田舎から上京、職業訓練校で組み込みソフトウェアの基礎を学びました。 その訓練校で前年度の方が入社した企業を紹介いただいたのですが、これが日創工業との出会いでした。 未経験者でも研修等のサポートが充実していたのと、自分と同じ訓練校出身の方が未経験者でも活躍しているとのことで入社を決めました。
現在の仕事内容
デジタル一眼レフカメラのファームウェア開発、バージョンアップ開発を担当しています。 機能ごとに開発グループが分かれており、その中の一つであるメニュー画面などのユーザーインターフェース部分を担当しています。直近ではパソコンとデジカメをUSBで繋ぎ、アプリケーションからデジカメを操作するシューティングの対応が多いです。 ユーザーインターフェースは画面描画と視覚的にユーザーと一番近く重要な部分となります。 顧客先の要求仕様書を元に設計、実装、結合テストまで行い、他のグループの担当者との打合せや顧客先と仕様確認を行っています。
仕事をする上で大切にしていること
初めて見る方がすぐ理解できる設計を行うことが大切だと思っています。 より効率的かつ分かりやすい設計をすることや、ソースコード全体の構成を理解して、基本となる設計方針を崩さず、流れに沿った分かりやすいプログラムを作成することを心掛けています。 デジタル一眼レフカメラ開発ではよく最新機種で過去機種同等の仕様がありますが、機種によってはボタン等の物理キーが異なる場合があり、同じ仕様でも設計内容が変わる場合があるので、顧客先が何を求めているかを明確にすることで、仕様確認の精度を高め要求に相違がないようにしています。
この仕事の楽しさ・やりがい、大変さ・苦労
私は外で写真撮影をすることが好きなので、業務でデジカメの機械的な仕組みをより細かく知ることができるのでとても楽しく感じています。 現在担当している部分がユーザーインターフェースの部分ということもあり、作成したプログラムが視覚的に反映されるのでとてもやりがいがあります。 また、開発対象機種の中には非常に高級でなかなか手が届かないようなデジカメの開発もあるので、普段触れないデジカメを操作するのは新鮮味があります。 一方で、大変なところはプロジェクトの規模が大きく開発メンバーも多いので、自分の担当から少し異なる要件になると解析が難しく、有識者に相談することが多いのでコミュニケーション能力が必須だと感じます。
将来の目標、キャリアビジョン
これまでC、C++、C#、Java、Pythonなど、数多くのプログラミング言語での開発を経験してきたので、将来的には様々な案件に対応し活躍できるエンジニアになりたいと考えています。 プログラミング言語の中では特にC++が好きで、とても奥が深くいつかはマスターしたいです。 現状の業務のデジタル一眼レフカメラ開発では、ユーザーインターフェースだけでなく他の開発グループにも携わり、幅を広げて行きたいです。そして、品質を高め顧客先の信頼を得ることで会社の価値を上げていきたいと思います。 また、プライベートでは家庭を持ったこともあり、仕事とプライベートを両立してワーク・ライフ・バランスを充実させるようにうまく調整したいです。
応募者の方へメッセージ
当社は福利厚生が充実しており、特に配偶者、お子様がいる方には、家族手当が出るのでお勧めです。 サークル活動や親睦会費補助など社員間のコミュニケーションも盛んだと思います。 組み込みエンジニアとして未経験者の方でも、研修で一人前になれるので心配しなくて大丈夫です。 私は前職がIT関連ではない異業種ではありましたが、当社ではIT業界・異業種に関わらず活躍がしている方が多いです。 営業の方が希望する分野の案件を探してきてくれるので、あなたが望んでいる業務が見つかるはずです。 私は入社して好きであるデジタル一眼レフカメラの業務に携わることができました。 あなたも当社に入社して「好き」を仕事にしてみませんか?